名栗分室のイベント

名栗分室の今回の展示テーマは「ビアトリクス・ポターとピーターラビット」です。

ビアトリクス・ポターは1866年にロンドンで生れました。幼少の頃より絵が得意で、動物や植物、避暑地の風景などをスケッチし、精緻な水彩画をたくさん残しました。『ピーターラビットのおはなし』が出版されたのは1902年。最初は複数の出版社に断られましたが、自費出版した絵本が評判となり、フレデリック・ウォーン社からの出版が決まりました。子どもが手に取りやすいよう小さい判で、価格もなるべく安くすることにこだわったそうです。

『ピーターラビットのおはなし』が出版されて120年、今もまだ世界各地で世代を超えて親しまれています。令和5年秋頃まで開催予定ですので、ぜひご覧ください。