かわしまはるこ『3びきのあまがえる』絵本原画展を開催します。
飯能市出身、在住の生物画家かわしまはるこさんが描いた『あまがえるのかくれんぼ』、『あまがえるのぼうけん』、『あまがえるのたんじょう』の3部作の原画を一挙に公開します。飯能の生き物への鋭い観察の積み重ねから生まれた精細な原画をぜひご覧ください。
日時
令和5年9月30日(土)~10月26日(木)
午前9時30分~午後5時
※ただし、10月14日(土)・22日(日)は正午まで
(※22日はワークショップ開催のため正午までの予定でしたが、ワークショップ中も展示室を開放し、午後5時までとします。)
会場
飯能市立図書館2階多目的ホール
関連事業
トークショー「あまがえる3部作ができるまで」【終了しました】
【定員に達したため、申し込みを締め切りました】
日時 令和5年10月14日(土)午後1時30分~午後3時
会場 飯能市立図書館2階多目的ホール
定員 40人(申込順)
申込み 9月20日(水)午前9時30分から市立図書へ(電話・ファックス可)
内容 作家たてのひろしさんとかわしまはるこさんに本ができるまでのいきさつや苦労、秘話などを語っていただきます。
ワークショップ「かえるを描いてみよう」
日時 令和5年10月22日(日)午後1時30分~午後3時
会場 飯能市立図書館2階多目的ホール
持ち物 水彩絵の具、クレヨン、色鉛筆などの画材
定員 15人(申込順)
対象 小学5年生以上(大人も可)
申込み 9月20日(水)午前9時30分から市立図書へ(電話・ファックス可)
内容 かわしまはるこさんといっしょにかえるなどの生きものを描いてみます。
展示案内
『3びきのあまがえる』3部作
「3 びきのあまがえる」3 部作は、あまがえるのラッタ、チモ、アルノーの物語。会話する3 匹をとおして、自然の中で悩み、遊び、学び、力いっぱい今を生きる生きものたちの姿が伝わってきます。
水彩で描かれた生き生きとしたアマガエルや瑞々しい植物は、かわしまはるこさんのアマガエルへの愛情と日々の観察の賜物。小さな生き物たちの繊細で見事な世界がひろがります。
3部作の原画がすべて揃うのは今回が初めてです。
著者紹介
作●たてのひろし(舘野 鴻)
1968 年、神奈川県生まれ。絵本作家・生物画家。幼少期より、熊田千佳慕氏に師事。美しい細密画で多くの人々を魅了している。2017 年、『つちはんみょう』(偕成社) で小学館児童出版文化賞を受賞。絵本に、『しでむし』『ぎふちょう』『がろあむし』(偕成社)、『どんぐり』( 小峰書店)、原作に『ねことことり』(世界文化社) など、読み物に『ソロ沼のものがたり』(岩波書店) がある。
絵●かわしまはるこ
1967 年、埼玉県生まれ。生物画家。2006 年より舘野鴻氏に師事し、昆虫や植物などの観察法や生物画を本格的に学ぶ。絵本に『あまがえるのかくれんぼ』(世界文化社)、『いしがきのすきまに』(福音館書店)、挿絵に『野鳥が集まる庭をつくろう』『世界の美しき鳥の羽根』(誠文堂新光社) などがある。10 年以上、あまがえるの飼育と観察を続けている。